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ウラジオ短信

ウラジオ便の乗客は順調に増える

2年前より新潟県日ロ親善協会(会長・長谷川義明)では、新潟日報社および新潟県の協力を得て日報紙をウラジオストクとハバロフスクの日本センターへ毎週送り、新潟を知ってもらう活動をしている。

現地では、日本センターの図書館で閲覧されており、日本語を勉強している学生が読んだり、日本語教育の資料としても利用されている、と日本センターでは伝えてきている。

先日、来年度(06年度)の希望を日本センターに確認をしたところ、中央紙一紙しか購読をしていないので新潟の地元紙は続けて送ってほしいと要望があったばかり。また、「新潟の人が持ってきて置いていかれる新潟で発行された新潟紹介および観光用の写真入の雑誌に人気があります」という返事も来ている。ウラジオ・ハバから飛行機で日本へ行く人が増えており、最初に到着するのは新潟、その新潟の観光やタウン情報が出来ればロシア語でほしいということである。

新潟とウラジオを結ぶ空路の利用者が昨年は約2万3千人と、ロシアの好景気を反映して過去最高となった。そこで、ウラジオ航空は今年、増便の期間を延長して4月から10月まで週3便を運行することを決めた。新潟を訪れるロシア人が今年はもっと増えることが予想される。

私もウラジオの旅行社や知人に良く聞かれるのは、新潟でどこに行ったら日本の伝統的な和食が食べられるのか値段はいくらか、買物はどの店にどんな商品がおいてあるのか、スキー場はどこがいいのか等・・・・。

対岸諸国の経済が良くなり、今、新潟が積極的に売り出すチャンスだ。特に新潟はロシアとの交流では歴史と経験がある。

 

2006/02/18 JSN 田代雅章

※この記事は、新潟日報紙の「環日本海情報ライン」2006年2月20日の記事を転載したものです。

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