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バム鉄道が着工50周年:拡張工事は続く

 7月8日、アムール州トゥインダ駅でバム鉄道(バイカル・アムール鉄道)の着工50周年を祝う式典が催された。同日付で運輸省が伝えた。
 バム鉄道の建設は1974年7月8日にソ連共産党の決定文書が公表されて正式に建設が始まった(実際の建設はそれ以前に始まっていた)。当初の計画では、イルクーツク州ウスチ・クート市のレナ駅とハバロフスク地方コムソモリスク・ナ・アムーレ市の駅を結ぶ3145kmの鉄道が敷設されることになっており、10年後の1984年9月に両端がつながった。(中略)
 その他、ロシア鉄道は第3期拡張計画の枠内で、ハバロフスク迂回ルートやナホトカ周辺のインフラ増強を予定している。
専門家は、電化が進めば年間400億㍔のディーゼル燃料の費用を節約でき、また、米GE製ディーゼル機関車に依存せずに済むと指摘した。シベリア・バム鉄道の貨物量は今後も増えていく見通しなので、電化への投資は適切だという(7月9日付コメルサント紙)。(7/9)

(週刊ボストーク通信1540号より)

 



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