暴力描写や性描写のある日本のアニメ作品を年齢確認なしで公開したとして、ロシアのアニメサイトが検察当局に起訴された。12月18日付でCnews.ruが伝えた。
起訴したのはサンクトペテルブルク・コルピンスキー地区検察で、起訴されたサイトは公表されておらず、海賊版配信サイトかどうかは不明。問題になったアニメは「デスノート」、「エルフェンリート」、「残響のテロル」、「異種族レビュアーズ」の4作品(「東京喰種」、「あきそら」、「NARUTO」も問題になったとの情報もある)。これらの作品には死の美化、暴力、女性蔑視、買春等の描写があるが、起訴されたサイトでは年齢確認を行わずに作品を視聴できるという。これらの作品の評価にはサンクトペテルブルク学位取得者教育学アカデミーの専門家が協力した。検察側はサイトへのアクセスをブロックする措置を求めており、審議は1月20日に行われる。(後略)(12/18)
(週刊ボストーク通信1368号より)