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東洋トランスがシベリア鉄道経由欧州向け混載輸送サービスを開始

 東洋トランスが2021年1月中旬から、日本初のシベリアランドブリッジ経由の欧州向けLCL(混載輸送)サービスを開始する。本誌記者が取材した。
 貨物は東京、名古屋、神戸の提携倉庫で受け付け、そこから富山新港へトラックで運んでコンテナ詰めする。その後、富山からウラジオストク海洋商業港へフェスコの直行船で運び、ウラジオストクからモスクワ近郊のベカソボ駅までブロックトレインで輸送し、ベカソボ駅で欧州向け列車に接続してベラルーシ・ブレスト駅まで輸送する。ブレスト駅でロシア・ベラルーシの広軌から欧州の標準軌の貨車にコンテナを乗せ換え、さらにポーランドのクトノ駅でトラックに積み替えてポズナンまで運ぶ。
 富山からポズナンまでは合計22日で、このうち富山~ウラジオストクが1日、ウラジオストク~クトノが19日、クトノ~ポズナンが2日。富山新港出港は隔週の毎木曜(後略)。(12/2)

 (週刊ボストーク通信1365号より)




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