11月18日、アルコール飲料の販売が禁止されているサハ共和国の小村で、酒の代わりに消毒液を飲んだ住民7人が死亡する事件が起きた。11月24日付でロシイスカヤ・ガゼータ紙が伝えた。(中略)事件が起きたのは、「世界一寒い村」の記録を持つオイミャコン村に近いタッチンスキー地区トムトル村(人口約900人)。住民が手をアルコール消毒するための5ℓの消毒液タンクを村の商店で購入し、ホームパーティで振舞ったところ、7人が死亡して2人が意識不明の重体に陥った。(中略)ロシアでは2016年にも入浴剤の飲用による大規模な中毒死事件が発生しており、最近ではコロナ禍の憂さを晴らすためか自家製ウォッカの製造の人気も高まっているという。(後略)(11/23)
(週刊ボストーク通信1364号より)