政府系投資ファンド「ロシア直接投資基金」(RDIF)が、新型コロナウイルス感染検査を30分で行える装置の生産事業に対する投資を決定した。この事業には日本企業が協力している。3月16日付で同基金が伝えた。
RDIF監査役会は、日本企業との協力で開発された新型コロナウイルス感染検査装置の生産事業への投資を決定した。投資先の「メドプロムレスルス」(MPR)は、日本の「K.R.Mirai Genemics」(神奈川県の㈱ダナフォーム傘下)とロシアの「遺伝子技術」(実業家コズロフ氏及びビクトロフ氏傘下)の合弁会社で、RDIFの投資額は非公表。(中略)RDIFによると、MPRの検査装置は一式で小型スーツケースサイズのポータブルタイプもあり、どこへでも持ち運んで検査が可能(後略)。(3/19)
(週刊ボストーク通信1331号より)