サンクトペテルブルクで活動する日系コンサル会社「MTC Japan」(MTC)が、ロシアで日本酒を生産する方法を模索している。11月19日付でFontanka.ruが伝えた。
MTCは2012年に設立されたサンクトペテルブルクの貿易・コンサル会社で、最近では今年7月にベーカリーチェーン「ブシェ」のオーナーである実業家レガ氏が市内のショッピングセンター「シティ・モール」にラーメン店「Chou Do」をオープンするのを支援した。(中略)
MTCの鬼島氏によれば、同社は「Chou Do」で販売するために日本酒をロシアで生産することを検討しているという。(中略)日本の貿易統計によれば、2018年のロシアへの清酒の輸出量は8万3337ℓ(前年比1%増)、輸出額は約3500万円(同16%減)、今年1~9月は8万1156ℓ、約3000万円だった(後略)。(11/19)
(週刊ボストーク通信1315号より)