東洋トランスが6月から横浜~モスクワ間の混載コンテナ(LCL)輸送サービスを開始する。本誌記者が取材した。
東洋トランスのLCL輸送サービス「モスクワ・エクスプレス」は月2回のスケジュールで提供され、第1回は横浜CFSカット(コンテナ詰めの場所への搬入締切)が6月17日、横浜出港が6月20日で、ウラジオストクでフェスコのブロックトレインに編成され、出港から約25日後の7月15日頃にモスクワ郊外のシリカトナヤ駅付近にあるフェスコの倉庫でデバンとなる。また、追加サービスで倉庫から先へのトラック配送を行うこともできる。(中略)新サービスでは、FCL(コンテナ借り切り貨物)に入りきらなかった貨物や、数量がFCLに必要な分だけ集まらない貨物がターゲットになる。こうした貨物は従来は航空輸送されていたが、運賃が高かった。機械・機械部品の関係業者が関心を示しているという。(後略)(5/17)
(週刊ボストーク通信1289号より)