日本たばこ産業(JT)がロシアのタバコ大手「ドンスコイ・タバク」("ドンのタバコ"、DT)を買収する。3月16日付でJTが伝えた。
調査会社ニールセンによれば、2017年のロシアのタバコ市場は数量ベースで2575億本で、シェアはJTI(JTの海外事業会社)が33.2%、米フィリップモリスが27.1%、英ブリティッシュ・アメリカン・タバコが22.5%、DTが6.7%、英インペリアル・タバコが5.7%、その他が4.8%。
JTはDTのロストフ州工場とヤロスラブリ州工場の株式100%、及びギリシャ工場の株式94.97%を900億㍔で取得し、DTの純有利子負債100億㍔と合わせて合計1000億㍔でDTを買収する。(後略)(3/16)
(週刊ボストーク通信1233号より)