9月29日、中国発欧州向けの郵便コンテナを積んだ鉄道列車が中国・重慶を出発した。これまでは空輸が中心だったネット通販貨物の輸送が、今後は一部がロシア経由の鉄道輸送に切り替わる可能性がある。10月4日付で国営ロシア鉄道傘下の複合一貫輸送会社「RZDロギスチカ」が伝えた。
今回の試験走行では、高速貨物列車のうち40フィートコンテナ1本が郵便貨物になっており、列車は中国〜カザフスタン〜ロシア〜ベラルーシ〜ポーランドを経由して、約14日でドイツ・デュイスブルグに到着する。(中略)
ロシア鉄道では、近年のネット通販の拡大に伴う輸送サービス需要の一部を取り込めると期待している(後略)。(10/5)
(週刊ボストーク通信1161号より)