日ロ両国の間で商用を含む各種目的による数次査証(マルチビザ)の有効期間を現行の1年から3年に拡大し、90日以内の短期滞在査証の取得手続を簡素化することを定めた日ロ査証簡素化協定が、10月30日に発効する。10月11日付でロシア外務省がプレスリリースで伝えた。
これは2012年1月28日に両国の外相が署名した協定。商用、文化的活動、スポーツ、報道、姉妹都市交流等の目的で相手国を訪問する際に適用される。マルチビザに関しては、査証の有効期間が現行の1年から3年に拡大され、滞在期間90日以内のシングルビザに関しては、申請に際して内務用公式の「招待状」の取得が不要になる(招聘者が直接「招待状」を発行するようになる)。ただし招聘者等は、渡航期間や目的に関する情報の文書、場合によっては公的機関の発行する文書を提出する必要がある。(後略) (10/15)
(週刊「ボストーク通信1015号より)