米カフェチェーン大手スターバックスがロシア南部に進出する。8月2日付でベドモスチ紙が伝えた。
スターバックスはロシアに2007年に進出し、現在はモスクワ及びモスクワ州に60以上の店舗を出店している。昨年末にはサンクトペテルブルクにも3店舗をオープンして進出し、今後は地方都市への出店を進めるとしていた。スターバックスをロシアで展開しているのは、同社とクウェートのフランチャイズ運営会社Alsyayaの合弁会社である有限責任会社「コーフェ・シレナ」。
同社のアクバリ代表取締役によれば、今後1年のうちにソチ、ロストフ・ナ・ドヌー、クラスノダルに出店する予定で、現在は用地の選定を進めている。(中略)
特に、ソチでは来年2月の冬季五輪開催を機に、国内外からの観光客がさらに増えることが期待されている。ちなみに、同市では今年夏にルイ・ヴィトンのブティックがオープンする予定。ルイ・ヴィトンはロシアでは2003年にモスクワに1号店を開設以来、サンクトペテルブルクとエカテリンブルグを含めて4店舗を展開しており、五輪景気に沸くソチが次の出店地に選ばれた(4月15日付RBC Daily)。(8/2)
(週刊「ボストーク通信1006号より)