フランスの物流会社「ゲフコ」(株式の75%をロシア鉄道が保有)は今年、「ソラーズ・ブッサン」のウラジオストク工場製トヨタ・ランドクルーザープラド8500台(1万7300d)超の輸送計画を立てている。6月5日付で物流情報サイトAlltransnews.ruが伝えた。
ソラーズ・ブッサン(三井物産とソラーズの合弁会社)のバララエフ極東輸送サービスセンター副所長によれば、同工場で製造されたプラド(当面は月間1000台を生産)は自動車用専用貨車に積まれ、モスクワ州にあるゲフコの倉庫施設まで運ばれる(6月6日付DV-ROSS)。ちなみにゲフコは、欧州におけるトヨタの物流パートナーである。
輸送サービスの質を向上させるため、プラドを貨車に乗せて工場から出荷する作業の手配は定められた時刻表に基づいて上記センターのスタッフが行う。輸送時間を短縮して予定時刻に貨物を仕向け地に届け、また工場への貨車引込代金を削減することが同センターの目的である。(後略)(6/6)
(週刊「ボストーク通信999号より)