2008年から続く沿海地方のハサンと北朝鮮の羅津(ラジン)を結ぶ鉄道区間の改修工事がようやく完了しようとしている。5月28日付でロシア鉄道がプレスリリースで伝えた。
発表によれば、ロシア側建設業者により、電源設備と閉塞信号機の設置及び3ヶ所のトンネル(301m、490m、3850m)の大規模な改修工事が完了した。6月末には54kmの区間が開通する。また、羅津港は石炭積替え港として生まれ変わる。
(中略)また、中国側は、ザルビノを経由して、韓国のソクチョ、新潟などその他のアジア太平洋諸国へと向かう船舶でのトランジット輸送を計画している。(5／28)
（週刊「ボストーク通信997号より）
