ネット通販大手アマゾン(Amazon)がロシアに進出予定。特許庁に商標登録を申請した。4月22日付でベドモスチ紙が伝えた。
モルガン・スタンレーによると、2012年のロシアの電子商取引額は120億j、市場は年間27〜30%の成長を見せており、昨年のロシアにおけるインターネット消費者(月に1度以上買い物をしている利用者が対象)の19%がアマゾンを利用している。利用頻度ではアマゾンはOzon.ru(55%)、Ebay.com(25%)、Avito.ru(22%)、Biglion.ru(22%)に次いで第5位。
市場関係者によると、アマゾンのロシア部門の責任者には、それまで出版大手アズブカ・アッチクスの経営者を務めたビトルク氏が就任した。同氏は1997〜2002年にはゴールドマン・サックスに勤務し、2013年2月からはアマゾンの欧州部門で電子書籍リーダーKindle用のコンテンツ部長も務めていた。(後略) (4/22)
(週刊「ボストーク通信993号より)