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ボンバルディアとUVZがロシアの地下鉄車両の共同開発へ 

 世界最大の国際見本市ハノーバー・メッセで、カナダの輸送機製造会社ボンバルディア傘下の鉄道とロシア国営の鉄道機械会社「ボンバルディア・トランスポーテーションサービス&UK」と、車両製造企業「ウラルワゴンザボド(UVZ)」が、ロシアの地下鉄車両の共同開発に取り組む趣旨の合意書を結んだ。4月9日付でUVZがプレスリリースで伝えた。
 目下、ロシアはソチ冬季五輪やサッカーW杯を含む2018年までの一連の国際スポーツイベントに向けて、輸送インフラの近代化を進めている。ボンバルディアとUVZは他にも2012年2月にスベルドロフスク州エカテリンブルク市で路面電車生産のための合弁会社を設立する趣意書を締結している(本誌935号に関連記事)。同年12月には、両社のコンソーシアムが2014〜15年にかけてモスクワで120台の快速路面電車を納入することも決まった(4月9日付RBC)。 (4/9)

モスクワ地下鉄への納入を狙う新型車両の模型を見学する
プーチン大統領とメルケル独首相 (ウラルワゴンザボド社サイトより)

(週刊「ボストーク通信991号より)




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