ベアリング(軸受)製造大手の日本精工株式会社(NSK)がロシアのサンクトペテルブルクに販売拠点を開設、本格的な営業活動を開始した。3月7日付で同社がプレスリリースで伝えた。
NSKはこれまでグループ会社を通してロシア市場への販売を行って来たが、ロシアにおける軸受等の機械部品需要の高まりを受け、昨年11月13日にサンクトペテルブルクに軸受・精機製品を主として扱う「NSKポーランド・ロシア・ブランチオフィス」を開設、今年3月から営業を開始した。これまではポーランドの拠点から営業を行っていた。
NSKは軸受の分野で世界第3位のシェアを占め、自動車関連製品、精機製品も扱う。1960年代から海外に進出、現在、NSKグループの世界各国での生産拠点は63ヶ所、販売拠点は120ヵ所に上る。(後略)(3/7)
(週刊「ボストーク通信987号より)