イタリアの有名なカフェチェーン｢ラバッツァ｣(Lavazza)が｢NTKタウン・レストランス｣社をパートナーに、ロシアで大規模なフランチャイズ展開を予定している。3月4日付でコメルサント紙が伝えた。
ラバッツァの最初の店舗は4月にモスクワで開店予定。ラバッツァのサイトによると、平和大通りとポクロフカ大通りの2店舗の開店が明らかにされている。｢NTKタウン・レストランス｣の共同オーナーの1人であるテトロフ氏によると、今年中にモスクワ、サンクトペテルブルクで10店舗のフランチャイズを出店予定。同氏はロシアとCIS諸国でラバッツァ70店舗をフランチャイズ展開すると表明。
ラバッツァの創業は1895年。2007年から｢Lavazza Espression｣のブランドでチェーン展開し、現在、イタリア以外でも11カ国に40店舗を展開。ロシアでのフランチャイズ計画が実現すれば、世界市場でのラバッツァの店舗は3倍近くに増える。70店舗出店の総費用は1億500万～1億7500万㌦かかると予想されている。(後略)(3／4)
（週刊「ボストーク通信986号より）
