中古車愛好家などが集まる大手自動車情報サイトDrom.ruでは、2012年夏にもラーダ・グランタ(Lada Granta)を使用して長距離走行試験が行われた(本誌977号に関連記事)。今回は2013年1月から2月にかけて、ラーダ・グランタとルノー・ダスター(Renault Duster)の2車種が、マガダンから極寒のオイミャコン村(サハ共和国)を経由してウラジオストクまでの長距離制覇に挑んだ。2月12日付でウラジオストク市政府サイトが伝えた。
走行試験｢ロシアの冬にロシア製自動車でロシア道路をやっつけよう！｣はDrom.ruが所有するラーダ・グランタとルノー・ダスターにより実施され、寒波のため非常事態省により外出自粛勧告が出ていた1月29日にマガダンを出発した両車は、5500kmを走破し2月上旬に無事ウラジオストクに到着した(2月9日及び13日付Drom.ru)。
(中略)
なお、グランタのドライバーは2月11日、マガダンの友人に購入した2007年製のトヨタ・ノアを届けるため、同車に乗ってマガダンに向けて出発、2月中旬に無事到着した。これはDrom.ruのユーザーらが以前から右ハンドル車でも同様の試験を実施するよう要望していたことを受けてのもので、同サイトでは｢サムライでマガダンまで走破｣と報じた(2月18日付Drom.ru)。(2／18)
極寒のオイミャコンで、下着1枚で記念撮影をする参加者ら(Drom.ruより)
（週刊「ボストーク通信983号より）
