9月19日、物流大手・日本郵船がロシアの大手ディーラー「ロルフ・グループ」傘下の物流会社ロルフSCSに51%出資することを決め、合弁契約を締結した。9月20日付で日本郵船がプレスリリースで伝えた。
合弁会社の名称は「ロルフSCS」で変更なく、事業内容も以前のものがそのまま引き継がれる。資本金は9億3000万ルーブル。出資比率は日本郵船51%、ロルフ・グループ49%。
ロルフSCSはロルフ・グループ傘下の物流会社で、自社トレーラー300台及び協力会社のトレーラー1000台で自動車輸送を行う。他にもサンクトペテルブルク港のペトロレスポルト・ターミナル、沿海地方ザルビノ港の自動車ターミナル、ナベレジヌィエ・チェルヌィ市(沿ボルガ連邦管区タタルスタン共和国)のターミナルで、ターミナルオペレーションや鉄道フォワーディング業務等を行っている。(後略)
(9/20)
(週刊「ボストーク通信963号より)