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ロシア国産の建機ブランドがウラジオにサービスセンターを開設

 ロシア国産のクレーンや道路建設機械など特殊機械の販売会社「イワノフ・ブランド(イワノフスカヤ・マルカ)」の地域サービスセンターがウラジオストクにオープンし、11月30日に市内のホテルで記念イベントが開催された。12月2日付で同社プレスリリースが伝えた。
 イワノフ・ブランド社は、ロシア国内の複数メーカーが製作している移動式クレーンや道路建設機械など作業用機械を同名の商標で販売している会社で、本社はモスクワ。
 同社は極東地域での販路拡大を重点戦略としており、今年、ハバロフスクにも地域サービスセンターを開設した。ウラジオストクはロシア及びCIS諸国の主要都市では20番目の地域サービスセンターとなる。ウラジオストクではAPEC関連の工事で建設機械の需要が高まっており、中国、韓国、日本などの輸入品に押され気味の極東市場でシェアを挽回する方針のようだ。
 極東地域での販売では、ロシア西部からの輸送費が高くつくが、12月1日から来年3月末までハバロフスク及びウラジオストクの同社倉庫までの費用を無料にするオープニングキャンペーンを実施している。(12/2)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信875号より抜粋)




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