11月17日、モスクワ中心部のバビロワ通りに約200のテナントが入った大型商業娯楽施設「ガガーリンスキー」がオープンした。同日付で「ガガーリンスキー」公式サイトが伝えた。
「ガガーリンスキー」建設の計画は1995年に始まり、ラムストル(トルコ)やMetro Cash & Carry(ドイツ)といった大手外資が関心を示していたが、最終的にデベロッパーとなったのはオルジョニキーゼ名称モスクワ機械製作工場とAuchanのロシア子会社アシャン・ロシアだった。「ガガーリンスキー」に出店したアシャンは同チェーンではモスクワ最大で、「レーニンスキー大通り」駅から徒歩1.5分という地下鉄に最も近い店舗になる。
開店記念式典にはフランス公使のジャン・ド・グリニアスティ氏、アシャン・ロシアのフランソワ・コロンビエ会長、オルジョニキーゼ名称モスクワ機械製作工場のセルゲイ・コンドラショフ取締役らが出席した。
「ガガーリンスキー」は総面積20万u、売場面積7万u、駐車場2500台以上の広さを持ち、約200のテナントが入る。ショッピングセンター内の店舗スペース賃貸の独占代理店である大手不動産会社Jones Lang LaSalleのチルジャエワ商業スペース部副部長は「ガガーリンスキーの第1のターゲットは家族連れのお客様で、家族向け衣料のKIABI、スーパーマーケットのMarks&Spencer、子供用品のジェーツキー・ミール、Du Pareil au meme、Mothercare、LEGO、Benetton Kids、Early Learning Center、娯楽スペースのFun City、スポーツ用品店のスポーツマスター・ハイパー、そしてアシャン等があります。第2のターゲットは若者で、Peacoks、Mango、Motivi、Promod、Crocs、Pantamo、Camel Active/Napapijiri、InCity、Camaieu、Celio等のブランド、フードコートやT.G.I Fridaysをはじめとするレストランが入っています。現在、店舗スペースの98%が埋まっており、順番待ちのリストもできています」と述べている。(11/17)
(週刊ダーリニ・ボストーク通信873号より抜粋)