韓国のガス公社KOGAZが沿海地方のガス化計画に参加する。1月28日、KOGAZの朱剛秀(チュ・ガンス)社長とダリキン沿海地方知事がウラジオストクで会談し、同地方のガス化計画に合意した。同日付で沿海地方行政府が発表した。
韓国側は沿海地方の居住区のガス化に向けた幹線ガスパイプライン「サハリン−ハバロフスク−ウラジオストク」の支線建設への投資の意向を表明した。沿海地方のガス化スキームは既に同地方行政府や地方自治機関の専門家によって策定されている。ダリキン知事は「KOGAZとの相互協力には展望があると思います。我々はウラジオストクも含めて沿海地方の都市や地域の居住区間のガスパイプライン網を設計していきます。もしあなた方(KOGAZ)がこのプロジェクトに参加し、投資する用意があれば、我々は様々な協力の方法を検討します」と述べた。 沿海地方のガス化計画の第一段階で熱併給発電所とボイラーの燃料をガスに切替えることが計画されている。さらに、KOGAZは沿海地方における液化天然ガスやその他ガス化学製品の生産工場の建設への関心を表明。朱剛秀社長はこの問題についてガスプロム幹部と話合ったという。(1/28)
(週刊ダーリニ・ボストーク通信833号より抜粋)