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バイカル湖の観光型特別経済区に中国企業が投資か

 11月2日、シベリア連邦管区ブリヤート共和国のナゴビツィン大統領と中国の通信機器メーカーSumavision Technologies Co.,LTD.のZheng Haitao代表取締役が会談し、Sumavision社がブリヤート共和国内の観光型特別経済区「バイカルスカヤ・ガワニ(バイカルの入江)」に投資する可能性について協議した。同日付でブリヤート共和国政府プレスリリースが伝えた。
  「バイカルスカヤ・ガワニ」はブリヤート共和国の首都ウランウデ市から150〜180km離れたバイカル湖東岸に創設が予定されており、10月27日に第1弾として7つのインフラ施設が稼働した。この観光型特別経済区は一般的な保養施設、スキー場や水上観光施設で構成される予定である。一部の施設は2012年には始動する予定となっており、2017年までには年間200万人の観光客を呼び込めるようになると見込まれている。
 Sumavision社ではバイカル湖の美しさは、然るべき条件が整えば、中国人をはじめとする多くの外国人観光客を引きつけられると見ている。Zheng Haitao氏は1ヶ月以内に取締役会を開き、「バイカルスカヤ・ガワニ」への投資に関する最終決定を下し、主要株主達の賛同が得られれば200億ルーブルを超える資金を段階的に投資していくことになると述べている。
 ナゴビツィン大統領は、Sumavision社は特別経済区を管理する公開型株式会社「特別経済区」と合意書を締結することになると伝えている。同大統領によると、特別経済区の入居者には土地が割り当てられ、ロシア連邦とブリヤート共和国が公共インフラを整備していく。(11/2)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信871号より抜粋)




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