今年の農作物の全国的な不作を受けて、ロシア政府は一部の野菜とソバの輸入関税を一時撤廃する意向である。9月23日付ロシア連邦政府公式サイトが伝えた。
9月23日、ビクトル・ズプコフ第一副首相は「関税・非関税規制及び対外貿易における保護措置」政府委員会の会議を開いた。会議ではジャガイモ、キャベツ、ソバの輸入関税を6ヶ月の期間で撤廃する決定が採択された。これらの農産物の生産が干ばつの影響で著しく減少していることが背景にある。
関税同盟統一関税率に従えば、ジャガイモ及びキャベツの現行の関税率は15%、ソバの関税率は10%である。(9/23)
(週刊ダーリニ・ボストーク通信865号より抜粋)