7月5日、ビクトル・イシャエフ極東連邦管区大統領全権代表はJean de Gliniasty駐露フランス大使と会談をした。この会談でイシャエフ氏は、ロシア極東での宇宙航空関連プロジェクトにフランス企業の参加を呼びかけた。7月5日付で極東連邦管区大統領全権代表府広報部が伝えた。
Gliniasty大使とともにハバロフスクを訪れたフランスの訪問団には航空機製造、ロジスティクス、鉄道輸送、銀行等の部門の大手フランス企業の代表者達が参加している。「宇宙航空分野におけるロシアとフランスの協力は国際協定により揺るぎなきものになっています。宇宙部門でのフランスの経験は注目に値するものです。官民パートナーシップの原則で宇宙基地の建設、また宇宙開発事業に参加してもらう可能性があります」とイシャエフ氏は述べた。イシャエフ氏は具体的にアムール州での新宇宙基地「ボストチヌィ」の建設と運営にフランス企業が参加するよう希望すると述べた。(7/5)
(週刊ダーリニ・ボストーク通信855号より抜粋)