Hyatt Internationalが現在ソチに建設中のホテルの運営を担うことになる。ロシアの大手デベロッパー「スネギリ・デベロップメント」グループの「ユグ・ノブィ・ベク（南―新世紀）」社とHyatt Internationalの間で5月末に趣意書が署名された。「スネギリ・デベロップメント」の情報として6月2日付でベドモスチ紙が伝えた。
ホテルHyatt Regency Sochiは2013年7月にオープンを予定している。総面積は6万5000㎡、宿泊客用の200室とマンションとして販売するための70室を含む。投資総額は約2億2500万㌦である。
2014年ソチ冬季オリンピック組織委員会のデータによれば、オリンピック開催までに4万2437室分のホテルが必要である。現在のところ地元の小規模ホテルを除けばソチには4000室分のホテルしかない。5つ星クラスのホテルを運営出来る企業の数と、質の高いホテル従業員の数も決定的に足りていない。
現在のところロシアではHyatt InternationalはモスクワのArarat Park Hyatt とエカテリンブルクのHyatt Regencyを運営している。2010年3月18日付 Hyatt Internationalプレスリリースによれば、さらに2011年にHyatt Regency Rostov-Don Plaza（ロストフナドヌー）がオープンする予定である。（6／2）
（週刊ダーリニ・ボストーク通信850号より抜粋)
