2009年のコンピューター・ビデオゲーム市場は、小売価格にして5億〜6億jの規模に達している。5月12日に開かれた子供用コンピューターゲームの開発・生産業者との会議で、スタニスラフ・ナウモフ産業貿易副大臣が、コンピューターゲーム分野を輸出ポテンシャルを持つ重要な産業技術分野として評価した。同日付で同省プレスリリースが伝えた。
同会議にはロシア連邦文部科学省、通信省、子供用品産業協会、子供向けマルチメディア製品メーカーの代表者らが参加した。コンピューター・ビデオゲーム市場に占める子供用・教育用のゲームの割合は商品数ベースで20%程度であるという。「子供向けコンピューターゲームは、高度技術製品であり、輸出向けのポテンシャルもある。そしてこれらのゲームを、若者に対する社会的に重要な分野の職業オリエンテーションに用いることもできる」とナウモフ副大臣は強調する。
同副大臣はメーカーや子供用品産業協会に、コンピューターゲーム産業発展に向けた政策提案をまとめるよう求めた。(5/12)
(週刊ダーリニ・ボストーク通信847号より抜粋)