4月20日、プーチン首相は下院で政府の年次活動報告を行なった。その中で同首相は、2010年中にチタ・ハバロフスク間の幹線道路が完成し、ロシアの西端からウラジオストクまでが自動車道路でつながる見通しであると述べた。同日付でロシア政府公式サイトが伝えた。
プーチン首相の報告によれば、2009年には連邦目的プログラム「交通システムの近代化」の枠内で6320億ルーブルが拠出された。連邦自動車道及び地方自動車道は前年より700km多い3000kmが開通した。
与党統一ロシアのイワン・クビトカ地方間調整評議会極東支部長は「チタ・ハバロフスク間道路が完成すれば世界最長の約1万kmに及ぶモスクワ・ウラジオストク幹線道路が出来る。ロシアには交通網から外れた所に位置する居住区があるが、そうした居住区は減り、ロシアの西端から東端まで年間を通して移動可能になる」と述べている(4月20日付統一ロシア党ウェブサイト)。(4/20)
(週刊ダーリニ・ボストーク通信845号より抜粋)