3月30日、イシャエフ極東連邦管区大統領全権代表は極東でのテロ防止問題に関する会議を開いた。同日付で極東連邦管区広報部が伝えた。
29日朝にモスクワの地下鉄で起きた爆発テロ事件を受けて、全権代表は極東連邦管区検事副総長、ならびにロシア内務省極東連邦管区本部、非常事態省極東地域センター、内務管理局、連邦保安庁、ハバロフスク地方検察庁の幹部と緊急会議を行なった。
イシャエフ全権代表は、治安機関は輸送インフラ、エネルギー関連企業、住宅公共サービス機関やテロのターゲットとなる危険の高い他の施設を厳重に監視しなければならないと述べた。
また、全権代表は、連邦管区内の治安機関に対し、住民の生命や健康を脅かす違法行為を通報する電話ホットラインについてマスコミで宣伝するなど住民との協力を一層促進するよう命じた。(3/30)
(週刊ダーリニ・ボストーク通信842号より抜粋)