ロシアでは2009年末からインフルエンザ及び急性呼吸器疾患の発症者数が減少し続けている。12月29日付連邦消費者権利保護・福祉監督局(ロスポトレブナドゾル)の発表によれば、12月21日~27日の週に既にロシアの52の連邦構成主体で発症者数が「流行入り」のレベルを下回っている。この時点で極東やシベリアを含む28の構成主体および8都市でインフルエンザ流行のピークは過ぎたと評価されている。
同局のゲンナジー・オニシチェンコ局長によれば、2010年に入っても発症者数の減少傾向は続いている。「12月28日〜1月3日に『流行入り』レベルを超えたのは5都市と8連邦構成主体のみでした」とオニシチェンコ局長は言う(1月5日付ノーボスチ通信)。(1/5)
(週刊ダーリニ・ボストーク通信830号より抜粋)