ロシアにおける子供用品の市場は毎年、約15%成長している。第4回国際子供用品特別展示会「玩具2010」の枠内で3月10日に行なわれた第3回子供用品産業会議において、ロシア産業貿易省ナウモフ次官が指摘した。同日付で産業貿易省プレスリリースが伝えた。
同展示会は3月10〜12日、モスクワで開催されたもの。展示会は年に1回の開催。展示会にはロシアの主要な玩具メーカー全社が参加している。不況にあっても今回の展示会は拡大され、子供用品を扱う企業にビジネス協力の機会を提供している。
上述の会議の開会式で、昨年4月に二男を出産したジュロワロシア連邦下院副議長が挨拶した。同副議長は「本会議の開催は社会と関わりの強い国内玩具産業にとり重要な出来事です。現在、ロシア製の子供用品への関心が高まっていますが、ロシア市場は輸入品で溢れています」と述べた。ジュロワ氏によれば、玩具業界が近代化を目指し、国内市場でのロシア製品の割合を増やすことが必要である。ジュロワ氏は、対応するプログラムを策定し実施するよう求めた。(3/10)
(週刊ダーリニ・ボストーク通信839号より抜粋)