ロシアでインフルエンザ流行の第二波はない。連邦消費者権利保護・福祉監督局(ロスポトレブナドゾル)のゲンナジー・オニシチェンコ局長の発表を2月21日付でノーボスチ通信が伝えた。
複数の医療関係者が、2月末から3月上旬にインフルエンザ流行の第二波が来ると予測していた。オニシチェンコ局長はインフルエンザ沈静化傾向と各連邦構成主体における感染予防対策に言及し、この予測を退けた。
2009年末からロシアではインフルエンザおよび急性呼吸器疾患の発症者数が減少し続けている。2月8日〜14日の1週間も減少傾向が続いた。ロシアの大部分の構成主体で発症者数が「流行入り」のレベルを下回っている。レベルを超えたのは、9都市と10の構成主体のみ。(2月18日付ロスポトレブナドゾル広報部リリース)。(2/21)
(週刊ダーリニ・ボストーク通信837号より抜粋)