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2008年のロシアはどんな年? 予想される出来事

Smart Money紙より抜粋  2007/12/24

[A]:日付が確定している事項
[B]:生じる可能性の高い事項
[C]:事態の推移により生じ得る事項

〔1月〕
・[A]徴兵期間が1年に短縮される
・憲法裁判所がペテルブルグに移転
・グルジア大統領選挙
・[B]大統領選挙戦開始

〔2月〕
・[A]アルメニア大統領選挙
・ルノーが国産自動車大手AvtoVAZの株式取得か
・「ガスプロム」が「シベリア石炭エネルギー会社(SUEK)」と合弁企業を立ち上げか
・[C]ガスプロムの新理事長を巡る人事(有力候補としてはセルゲイ・ソビャニン大統領府長官、セルゲイ・ナルイシキン第一副首相など)

〔3月〕
・[A]ロシア大統領選挙。第一回投票でドミトリー・メドベージェフ氏が勝利
・現在15ある政党が最大7つまで減少か
・[B]ルフトハンザ航空の夏季時刻表が発表。同社便の発着業務がシェレメチェボ空港からドモジェドボ空港に移転。
・[C]「ロスネフチ」のセルゲイ・ボグダンチコフ社長が退任。「ロスネフチ」「スルグトネフテガス」の株主が両社の合併を承認

〔4月〕
・[A]国家登記局に政党が活動継続を申請する期限。
・[C]ロシア自由民主党(LDPR)が解散して、会派が「公正ロシア」に合流する可能性
・[B]大統領府と内閣の組閣人事
・食料品の価格凍結措置(モラトリアム)が終了:食料品とガソリンが急激に値上がりする恐れ

〔5月〕
・[B]ドミトリー・メドベージェフ新大統領の就任式
・閣僚の大半が続投か
・ウラジーミル・プーチン現大統領が首相、セルゲイ・イワノフ第一副首相が唯一の副首相となると予想。
・[B]就任後初の大統領教書演説。前政権の継承性をアピール。

〔6月〕
・[A]ペテルブルグ国際経済フォーラム
・[B]ロシアEUサミットがハンティ・マンシ自治管区で開催。
・[C]各地方の知事・首長・エリート職員の人事異動
・連邦議会(上院)の人事交代
・[B]ユジノサハリンスク、マガダン、カリーニングラード、ウラジオストク、ペトロパブロフスク・カムチャツキーに水産取引場が開設
・[A]欧州サッカー選手権

〔7月〕
・[A]「統一エネルギーシステム(UES)」解体
・日本の洞爺湖でG8サミット。地球温暖化対策。京都議定書の失効後の排出ガス制限について
・[C]国営企業「ロスアフトドル(自動車道路)」が設立か

〔8月〕
・[B]ペルーのリマでAPECサミット開催
・[A]北京夏季オリンピック

〔9月〕
・[B]大統領就任から100日
・[C]憲法改正に関する動きが活発化。大統領任期が5年から7年に延長、もしくは大統領と首相の権限区分に変更が生じる。
・[B]キルギスの首都ビシュケクにてCISサミット。運輸・通信問題について。

〔10月〕
・[A]ベラルーシ国民議会選挙
・[C]ベラルーシのルカシェンコ大統領がロシアとの合併にむけた姿勢を示す
・[A]アゼルバイジャン大統領選挙

〔11月〕
・[A]ヒラリー・クリントンがアメリカ大統領に
・[B]未加工木材の輸出関税が40%に引き上げ。EUとの摩擦が先鋭化
・シェレメチェボ3空港がオープン
・[C]WTO加盟を前に、林産分野の状況改善を図るべく、国営企業が設立。新たな木材パルプコンビナート等が建設か。

〔12月〕
・[B]下院がロシアのWTO加盟を批准。2009年1月1日から発効。最初の関税引き下げは2010年1月より早くはならない。残りの引き下げは3年から4年ひきのばされる。




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