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クドリン財務相:2007年は“記録的”な年
−国民1人あたりのGDPが1万2000ドルに、先進国の仲間入り-(要旨)

WWW.REGNUM.RU  2007/12/25

「2007年は経済、予算、および社会問題の解決でも成功したと胸をはれる」−アレクセイ・クドリン副首相兼財務相が12月24日に記者団に語った。
2007年、ロシアは軍の予算問題、社会保障、国家プロジェクトなど、これまで放置されてきた国家的課題にようやくメスを入れた。そのなかでも歴史的と言えるのは、“非石油バランス”という新たなコンセプトに基づき、石油ガス収入に依存しない3ヵ年国家予算が成立したことだ。これは、“ロシアは石油ガスに依存している”という指摘に答えるものである。
海外からの直接投資額も記録的だ。ロシアのGDPが200億ドルであった90年代には、毎年これを上回る250億ドルもの資金が流出した。これに対し、今年は海外から750億〜800億ドルもの投資がなされた。
クドリン財務相は、このような経済成長は新しい市場経済が構築されたことによると指摘した。2007年のGDPは1兆2500億ドルとなる見通し。2000年初めのロシアのGDPは2000億ドルしかなく、わずか数年で6倍に増えた。国民1人あたりのGDPは1万1100〜1万2000ドルに達し、「先進国の仲間入りを果たした」。




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