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ズプコフ新内閣が発足(要旨)

dp.ru 2007/9/24

9月24日、ウラジーミル・プーチン大統領によりロシアの新政府閣僚が任命された。 組閣人事は次の通り。

ビクトル・アレクセーイチ・ズプコフ
首相
セルゲイ・ボリソビチ・イワノフ
第一副首相
ドミトリー・アナトーリエビチ・メドベジェフ
第一副首相
アレクサンドル・ドミートリエビチ・ジュコフ
副首相
アレクセイ・レオニードビチ・クドリン
副首相、財務相を兼任
セルゲイ・エブゲーニエビチ・ナルイシキン
副首相
タチヤナ・アレクセーエブナ・ゴリコワ
保健・社会発展相
アレクセイ・ワシーリエビチ・ゴルデーエフ
農業相
ドミトリー・ニコラエビチ・コザク
地域発展相
セルゲイ・ビクトロビチ・ラブロフ
外務相
イーゴリ・エブゲーニエビチ・レビチン
運輸相
エリビラ・サヒプザドブナ・ナビウリナ
経済発展・貿易相
ラシド・グマロビチ・ヌルガリエフ
内務相
レオニド・ドドジョノビチ・レイマン
情報技術・通信相
アナトーリー・エドゥアルドビチ・セルジュコフ
国防相
アレクサンドル・セルゲーイチ・ソコロフ
文化・マスコミ相
ユーリー・ペトロービチ・トルトネフ
自然資源相
アンドレイ・アレクサンドロビチ・フルセンコ
教育・科学相
ビクトル・ボリソビチ・フリステンコ
産業・エネルギー相
ウラジーミル・ワシーリエビチ・ウスチノフ
法務相
セルゲイ・クジュゲトビチ・ショイグ
民間防衛・非常事態・自然災害復旧相

今回の人事により、ゲルマン・グレフ経済貿易発展相、ミハイル・ズラボフ保健社会発展相、ウラジーミル・ヤコブレフ地域発展相の3大臣が交代し、内閣から去ることになった。

・クドリン財務相は副首相に就任すると共に、財務相の職務も継続。

・経済発展相に就任した経済学者のエリビラ・ナビウリナ氏は、以前同省で副大臣を務めた後、戦略構築センターを統括、また2006年のG8サミット準備組織委員会において、専門評議会の長を務めた。

・地域発展相に就任したドミトリー・カザク氏は先の南連邦管区・大統領全権代表。

・保健社会発展相に就任したタチヤナ・ゴリコワ氏は先の財務副大臣で、ビクトル・フリステンコ産業エネルギー相の夫人でもある。

・アナトーリー・セルジュコフ氏はビクトル・ズプコフ新首相と姻戚関係(娘婿)にあることを理由に辞表を提出していたが、プーチン大統領はこれを受理せず、同氏は国防相を続投することになった。

プーチン大統領は24日夜、ホワイトハウス(ロシア政府庁舎)で新閣僚を紹介するにあたり「みなさんは誰しも、これら閣僚をずっと前から、何年にもわたってご存知でしょう。彼らは皆、高レベルのスペシャリストであり、自分のポストにあって、いつでも目覚しい成果をあげてきました」と述べた上で、「以前の閣僚にもできることなら戻ってきて欲しい。旧政府閣僚に感謝する。彼らの仕事は国の発展に対し、あらゆる面で成功を収めた」として、旧閣僚の功績を評価した。



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