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ロシア一般家庭の紹介

ソビエツカヤ・ガワニの「ブルダコフさん一家」紹介 月刊「ロシア通信」2013年3月号掲載

   ジェーニャと娘のエカテリーナちゃん
夫/アレクセイ(30歳)体育教師   妻/ジェーニャ(27歳)レストラン支配人  娘/エカテリーナ2歳

 ジェーニャとアレクセイは2008年に勤めていた学校で知り合いました。ジェーニャは体育の代任教師で、アレクセイは体育科の主任教師でした。
 ふたりは実は最初からお互い気になってはいましたが、すぐに付き合い始めたわけではありません。半年ほど様子を見て、それからアレクセイはジェーニャにアプローチするようになり、初めてデートに誘いました。それでもジェーニャは当初よそよそしくしていました。職場恋愛なんてどうせろくなことにならないと思っていたからです。しかしそのうちふたりは付き合い始めました。
  その後、体育の専任の先生が見つかり、学校を辞めなければならなくなったジェーニャは、レストランマネージメントの講座に通うことにしました(ちなみに彼女はそもそも法律を専攻していましたが、学校を卒業しても専門を生かせる仕事はみつからなかったのです。今はもう法律への未練はありません)。講座を終えると、レストラン「ソビエツカヤ・ガワニ」で支配人を務めることになりました。
  アレクセイの専門はスポーツトレーナーで、ハバロフスクの極東体育アカデミーの出身です。今は、ソビエツカヤ・ガワニ産業技術専門学校に体育主任教師として招かれ、学校の授業のほかに、子供や青少年向けスポーツスクールでグレコローマンレスリングを教えています。
 アレクセイは将来、上級資格を取って世界選手権レベルの選手を育成に力を注ぎ、そして自分自身も大会に出場したいと思っています。
 ジェーニャとアレクセイは籍を入れていませんが、アパートを借りて一緒に住んでいます。実は持家もあるのですが、経済的でないので売ろうと思って、今、買い手を探しているところです。売れたら引っ越すつもりです。
  一昨年、娘のエカテリーナが生まれました。ジェーニャは今、産休中で、祝日など手が足りないときだけ、レストランを手伝うこともありますが、時間があるときはヨガを楽しんでいます。

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