JSNトップページ > ロシアな日々 > ロシア一般家庭の紹介

ロシア一般家庭の紹介

沿海地方ウラジオストクのイグナチュクさん一家紹介

夫/マクシム(39歳)水道配管工
妻/タチヤナ(35歳)郵便配達員
長女/スベトラーナ(15歳)10年生
タチヤナの母/アントニーナ(68歳)年金生活者

一家は高層住宅の3DKに住んでいる。この部屋はアントニーナが20年前、工場でクレーン操縦士として働いていた時に支給されたものである。

一家の1ヶ月の家計はマクシムの給与1400ルーブル(約1万1700円)と、タチヤナの600ルーブル(約5000円)、それにアントニーナの年金380ルーブル(約3200円)で成り立っている。またマクシムは時々個人的に注文を受けて、修理及び上下水道配管工の取り替えを行っている。この仕事で月に200〜400ルーブル(約1700〜3400円)の収入がある。

一家は自分たちの家庭菜園を持っており、そこでジャガイモ、キャベツ、ビーツ、タマネギ、トマト、キュウリを栽培している。これらは一家のわずかな家計を支えている。一家は食費に月約1500〜1700ルーブル、公共サービス料金と電気代に約200〜250ルーブル支払っている。残りのお金は普段、必要な物の購入の為に倹約している。

最近一家は新しい洗濯機を3500ルーブル(約2万9100円)で購入した。このお金は彼らがまる一年かけて貯金したものである。(1998年10月)

<<ロシア一般家庭の紹介一覧へ戻る



page top