JSNトップページ > ロシアな日々 > ロシア一般家庭の紹介

ロシア一般家庭の紹介

ハバロフスク地方ハバロフスクのイワノフさん一家紹介

夫/アレクセイ(28歳)エンジニア
妻/オリガ(28歳)医師
長女/ガーリャ(8歳)小学生

ハバロフスク在住の若夫婦、アレクセイとオリガは共に28才。その娘ガーリャは8才である。アレクセイはエンジニアで、「モストオトリャド」(橋を造る会社)で働いている。月給は約50万ルーブル。オリガはリハビリテーション専門医で、医療センター「ニーサ」で働いている。月給は20〜25万ルーブルである。ガーリャはイングリッシュ・スクール(公立の中等学校で小学一年生から英語を教える)に通っている。学費は無料である。

彼らはハバ市の北部郊外にある1DKの住居に住んでいる。家にはロシア製の冷蔵庫が1台、ロシア製のテレビが2台(カラーと白黒)、「アイワ」のビデオデッキ、レコードプレーヤーとテープレコーダー、電話がある。ダーチャの面積は菜園と合わせて1000平方メートルである。電話使用料と家賃に毎月7万ルーブル支払っている。食料品は市内の国営店や民営店で購入している。余暇は主に家で過ごす。その他祝日には友人宅を訪問したりもする。というのも、市内の映画館や劇場にバスで行くのは、たいへん時間がかかり、家事に裂く時間がなくなるからだ。娘は有名なダンスグループで社交ダンスを習っている。ちなみに普通月に6万ルーブルかかるところ、ガーリャは特別に免除されている。というのは、かつて母オリガが数年間このグループに入っていたことがあるし、本人にも才能があると認められたからである。彼らは長期休暇を沿海地方(ナホトカとパルチザンスク)の親戚のところで過ごす。(1994年11月)

<<ロシア一般家庭の紹介一覧へ戻る



page top