国際医療・人道援助団体「国境なき医師団」(MSF)がロシアでの活動を終了すると自身のサイトで発表した。ロシア法務省から8月に、外国NPOの支部・駐在事務所登録簿からMSF支部(オランダ)を抹消したとの通知を受けたためだという。9月17日付でフォーブス誌が伝えた。(中略) MSFのサイトには、今回の活動終了を非常に残念に思うとのロシア事業責任者であるシタリ氏の言葉が掲載されている。MSFの支援を受けられたであろう多くの人々が支援のないまま残されてしまうからだ。シタリ氏は、ロシアの同僚らの「粘り強い働き」に感謝の言葉を述べ、いつか可能になった時に、MSFはロシアでの活動を再開したいと記している(後略)。 (9/17)
(週刊ボストーク通信1549号より)