昨年の天候不順で大打撃を受けた沿海地方の養蜂業が復活しつつある。8月21日付コンクレント紙が伝えた。
養蜂業者団体「沿海地方養蜂発展局」のエニケエフ会長によれば、同地方では昨年、天候不順により菩提樹(シナノキ)の花の蜜の分泌量が少なく、ハチの幼虫の免疫力が低下した他、春の到来が早かったためダニや寄生虫が増殖した。経験の少ない養蜂家が対応を間違えたケースもあり、沿海地方で飼育されているハチの数は昨年、半減した。過去30年間なかったような大打撃であり、ハチが全滅して廃業した業者も多いという。(後略)(8/21)
(週刊ボストーク通信1545号より)