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ユジノサハリンスクで先進的な病院が開業:日本製機器も

 8月2日、サハリン州ユジノサハリンスク市で医療グループ「メドスカン」の医療センター「メドスカン・サハリン」がオープンした。同日付でサハリン州政府が伝えた。
 メドスカンは2014年に実業家トゥゴルコフ氏が設立した医療グループで、現在はロシア国内の105都市に65の医療センター、15の分析センター、431の分析サービス所を展開している。(中略)
 サハリン州主任レントゲン医師のプシェカルスキー氏は、「例えば、センターにはシマズ(島津製作所)のユニークなレントゲン装置が導入された。極東での導入は初めてだ。私は最近、サンクトペテルブルクで講演を行ったが、なぜ導入できたのかと同僚たちから驚かれた。このような設備を手に入れるのは容易ではないからだ。これは最良の画質で撮影できる、現時点で最高の設備だ」と述べた。
 センターではモスクワ、サンクトペテルブルク、エカテリンブルグ、ノボシビルスク等の医師だけでなく、地元の医師も勤務し、ノウハウを共有する。また、太平洋国立医科大学サハリン支部の学生たちの研修も行われるという(8月2日付メドスカン)。(8/2)

(週刊ボストーク通信1544号より)

 



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