7月16日、サハリン州ユジノサハリンスク市でロシアで初となる水素技術の実用化のための試験場が始動した。7月17日付でRBCが伝えた。
水素技術試験場はユジノサハリンスクの海洋研究自動化機器特殊設計事務所内に開設され、太陽光パネルの電力により生産能力5㎥/時の水電解装置(第2期では30㎥/時に拡大)で生産される水素をタンクに貯蔵する(7月17日付Sakhalin Media)。この水素の一部はサハリン州で実施される4つの試験事業で使用され、成功すれば実用化して他地域でも使用される(後略)。
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(週刊ボストーク通信1541号より)