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日本のマンガの商標権をめぐりロシアの出版社と書店が裁判

 ロシアで人気の日本のマンガ『チェンソーマン』(藤本タツキ作)と『呪術廻戦』(芥見下々作)のロシアにおける商標権をめぐり、ロシアの出版社が書店を提訴したことが明らかになった。4月8日付でベドモスチ紙が伝えた。
 (中略)両作品の出版社は「アズブカ・アッチクス」(エクスモAST傘下)で、日本側の権利会社「VME」の了承を得てそれぞれのロシア版ロゴを作成していた。しかし、ロシアの玩具・キャラクターグッズ販売会社「エムシ」が2022~23年にアズブカ・アッチクスに無断でこれらのロゴを連邦知的財産権・特許・商標庁(ロスパテント)に登録し、グッズを製作してチタイ・ゴロドの書店で販売した。アズブカ・アッチクスは『呪術廻戦』については2023年8月にロスパテントに商標登録の取り消しを求め、今年3月に取り消された(後略)。(4/8)

 (週刊ボストーク通信1527号より)

 



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