スタプラン・ロシア通商代表インタビュー(タス通信)

　　パブレンコ氏の後任として今年秋に着任した在日本ロシア通商代表部のスタプラン通商代表が、日ロの経済関係の現状について語った。12月7日付でタス通信が伝えた。(中略)
　スタプラン氏は日ロの経済関係の現状について、｢耐久力を試されている。貿易額が縮小し、自動車メーカーをはじめとする一連の日本企業がロシア市場からの撤退を発表、優位だった立場を競合企業に明け渡すことになった。しかし、いかなる状況にあっても、ロシアと日本は隣国であることを忘れてはならない。(中略)どのような危機もいつかは終わるので、困難な状況にあっても未来を忘れず、人間関係やコンタクトを維持することが重要だ。後に経済関係の廃墟に立たされ、全てをゼロから作り直すようなことはしたくない。現在ある土台を守らなければならない｣と述べた(後略)。(12／7)

（週刊ボストーク通信1511号より）