最新ニュース

利用が難しいコムソモリスク空港

 ハバロフスク地方で第2の都市であるコムソモリスク・ナ・アムーレ市の郊外にあるコムソモリスク空港のサービスの質の低さが問題になっている。1月10日付でAmur Mediaが伝えた。
 極東の航空会社「オーロラ航空」のスホレブリク代表取締役が、昨年末のコメルサント紙のインタビューで、コムソモリスク空港は休業が多く、冬季の機材サービスの質も低いと不満を述べた。
 Amur Mediaが同空港に取材するために連絡を取ろうとしたところ、連絡先が存在しないことが判明した。公式サイトの連絡先ページに電話番号が記載されていないため、地図サービス「2gis」に記載されている番号に電話したが、つながらなかった。オーロラ航空ウラジオストク事務所に問い合わせて5つの電話番号を教えられたが、同様につながらなかった。公式サイトのチャットボット(自動会話プログラム)に電話での連絡方法を尋ねたところ、電話連絡は不可能と回答された。空港が所在するコムソモリスク・ナ・アムーレ市郊外のフルバ村の役場に問い合わせたところ、電話連絡は取れないので話し合いは直接会って行っているとの回答だった。広報部はなく、事務所には電話がないという。Amur Mediaは同空港を量子力学の猫の実験になぞらえ、存在しているのかどうか確定できない「シュレディンガーの空港」だと呼んだ。 (後略)(1/10)

 

 

 (週刊ボストーク通信1466号より)

 



page top


Copyright(C) 2023 JSN CO.,LTD. All Rights Reserved.