米ファストフード大手KFCのロシア第1000号店がウラジオストクで開業した。7月22日付で極東・北極圏発展省が伝えた。
(中略)KFCはロシアで160の都市に進出しており、1日の利用者数は100万人以上という。(中略)昨年の売上は14%減の139億㍔だったが、今年8月までには状況は正常化すると期待されている。店舗数は昨年に87店舗増、今年上半期に50店舗増で、今回、ついに1000店舗に達した。平均客単価は約320㍔だが、各地域で地元の仕入先を開拓する方針を取っており、地域によっては販売価格に15~20%差が出るということだ(7月22日付コメルサント紙)。ロシアでのKFCのフランチャイジーは約30社で、「アムレスト」などの大手の他、中小企業も含まれており、毎年100店舗以上の新規開店を進めている(7月22日付インタファクス通信)。(後略)(7/22)
(週刊ボストーク通信1396号より)