4月12日、東海運とロシアの鉄道フォワーダー大手「トランスコンテナ」(物流大手ジェロ・グループ傘下)が戦略的協力関係構築の覚書を締結した。本誌記者が取材した。(中略)東海運は従来のロシア側提携企業の他に、今回のトランスコンテナとの提携により、ロシア、CIS域内の輸送能力を拡大することが可能になった。東海運の田山海外企画部長によれば、昨今のコロナ禍の影響もありコンテナの確保が難しくなる中、コンテナ輸送大手のトランスコンテナと提携することで輸送サービスの円滑化を図ることができ、輸送のカバーエリアも拡大できる。トランスコンテナとしては、東海運を通じて日本へのコンテナ貨物輸出の帰り荷を集めることができる。(後略)(4/28)
(週刊ボストーク通信1385号より)