コロナ禍の影響でロ朝国境の鉄道が運行停止となったため、在北朝鮮ロシア大使館の職員らが徒歩で国境を越えて帰国することになった。2月25日付でロシア外務省が伝えた。
2月25日、在北朝鮮ロシア大使館の職員8人とその家族が、北朝鮮と沿海地方を結ぶ豆満江横断橋を徒歩で渡った。荷物は軌道自転車に乗せて手で押して運んだ。大使館員らは、平壌から鉄道に32時間乗って国境近くの駅まで移動し、その後バスで橋まで行き、約1kmを歩いた。川の反対側ではロシア外務省の職員らに出迎えられ、バスでウラジオストク空港に移動してモスクワに向かった。(後略)(2/26)
(週刊ボストーク通信1376号より)