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日本企業連合がロシアの漁船に主要機器を供給

 日本の舶用メーカーが協力し、ロシアの漁船建造向けに船舶機器を供給する。2月6日付で一般社団法人日本船舶設計協会が本誌編集部に伝えた。(中略)
 日本船舶設計協会は2012年にロシア船級協会(RS)極東支部と造船技術セミナーを開催し、その後もロシアで操業する漁船を建造するための協力に向けた活動を続けてきた。2016年以降、ロシアの船主会社から65m型船舶用スタントローラーの基本設計と63m型ロングライナー(底はえ縄船)の基本設計と詳細設計を受注し、2018年1月にロシアのエンジニアリング会社と共同でこれらの案件に関するRSの承認を得た。
 今回、上述のロングライナーに関し、兼松がロシアの船主会社と、日本製舶用機器の納入に関する契約を締結した。両社はさらに複数の漁船に関しても同様の契約を結ぶ可能性がある。(後略)(2/6)

(週刊ボストーク通信1227号より)




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